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心と経営の力学 【No.52】 なぜ「社内菜園」が組織を変えるのか?-自然栽培に学ぶリーダーシップ育成術-

自然栽培から学ぶ、リーダー育成の新たな視点

こんにちは。
今日はちょっと変わった角度から組織のリーダー育成について考えてみましょう。
突然ですが、皆さんは「自然栽培」という言葉を聞いたことがありますか?

自然栽培とは何か?

簡単に言えば、自然栽培は、肥料や農薬に頼らずに、自然の摂理を踏まえたいくつかのポイントを押さえることで、植物が本来持っている力を最大限に引き出す農法です。
詳しくは、こちらの記事もご参照ください

組織と自然栽培の意外な共通点

これが組織のリーダー育成とどう関係があるのか?
一見、接点がないように思えるかもしれませんが、実は深い繋がりがあります。

企業活動と自然栽培のどちらにおいても、成果(収量)を高めるためには、人(植物)を「上手く育てる」必要があります。
ここで重要なポイントは、人も植物も、個性とポテンシャルを理解し、適切な方法とタイミングでサポートすることが成長の鍵を握るということ。

多くの経営者やリーダーは、社員の能力を最大限に引き出す方法に頭を悩ませています。研修やセミナーに時間とお金を費やすものの、持続的な効果が見られないことも少なくありません。また、忙しい日常の中で、効果的な育成方法を見つけ出すのは、一筋縄ではいかない問題です。

企業活動に自然栽培の原則を取り入れる

そこで、着目したのが、自然栽培と企業活動における基本原則を関連づけながら体得していく人財育成手法です。
具体的には、社員が社内の空き地、屋上、ベランダなどのスペースを利用して実際に野菜を育て、そのプロセスを通じて自然の摂理からみた人財育成に関する深い理解を得るのです。

社内菜園が創出する「気づき」

社内菜園を通じた、「相手の特性の理解」と「観察」の重要性への気づきが、組織内のコミュニケーションの活性化やチームワークの向上へと繋がります。

「えっ、野菜を育てるだけで?」と疑問に思うかもしれませんが、社内菜園が組織にポジティブな変化をもたらす事例は増えています。例えば、島津製作所グループや堀場製作所など、さまざまな企業で成果が報告されています。

また、自然栽培の生みの親である、木村 秋則 先生も、高野山や刑務所などをはじめ、最近では経営者向けの指導もされて効果をあげています。

自然栽培の原則を活かしたリーダーシップの発展

この手法は、野菜を育てる単純な作業ではありません。
自らの手で野菜を育てながら、何かを「育む」ことに通底する基本原則を体験を通して「自発的に気づく」ことが、自分自身と、そして組織を成長させるんです。

自然栽培では、自然が持つ持続可能なエコシステムを通じて、植物が最も力強く成長する方法を模索します。同様に、リーダーたちは自然栽培の哲学を組織内に取り入れることで、社員一人ひとりが持つ固有の才能や創造性を活かせるようになります。

まとめ

社内菜園は、一見すると些細な取り組みにも見えますが、それは人財育成を通じて組織の文化を育む大きな一歩となり得ます。

経営者やリーダーがこの自然の摂理を理解し、その原則を組織運営に取り入れることで、持続可能で健全な組織の成長を実現することができるでしょう。
それはまさに、自然栽培が教えてくれる、生命のリズムに同調した経営のあり方なのです。

最後に、リーダー育成において自然栽培から学ぶことの重要性を、ぜひ心に留めておいてください。そして、あなたの組織にも、この革新的なアプローチを取り入れてみてはいかがでしょうか。きっと新しい気づきと成長の機会が得られるはずです。

特別モニター募集のご案内

現在、このユニークなプログラムを無料で体験いただける特別モニターを11月30日まで限定数で募集しています。

参加されると、以下のような経験を積むことができます:

  • 実際に社内で野菜を栽培する体験を通じて、リーダーシップスキルを実践的に学ぶ。
  • 自社の社員とのコミュニケーションとチームワークを深める。
  • 自然栽培の哲学を取り入れたユニークな視点で、組織の成長を促進する。

このプログラムは、新たな視点でリーダー育成を考え、具体的な行動に移すきっかけとなることでしょう。自然栽培の原則を通じて、貴社のリーダーが真の実力を発揮するためのサポートをいたします。

ご興味がある方は、お気軽にお問合せください。